協会発行書籍・ＤＶＤ詳細

本書について

この十数年、社会の高齢化及び人口減少が進むにつれ、大都市から過疎化傾向の地方にいたるまで、居住者の見あたらない「空き家」等が増加してきており、その多くが適切に管理されず放置されています。それらは周辺環境や景観に悪影響を与えているため、早期に空き家と判定して、整備する必要があります。しかし、その方向性を決定するまでには相当な期間を要する物件が多く、この状況を受けて、平成26年に国土交通省で空家等対策推進特別措置法が制定され、基本的な考え方が示されました。所有者の第一義的責任、地方自治体等へ空き家等対策の整備計画を促し、以降、主だった市区町村では地域の特徴を反映した空き家計画を公表しています。また、国では法律・不動産など民間の専門家と連携した空き家利活用取組や人材育成に向けた支援を続けています。 　一方で、地域の要望を組み上げた空き家の利活用取組の好事例が出ており、地域の活性化に繋がっています。 　今回、総務省の住宅・土地統計調査による「空き家」・「空き地」の現状の実態を把握し、かつ、国の各種支援メニューや各自治体などの空き家対策、活用展開された実例を読み解いて、木造住宅の「空き家」等の課題､取組方を整理します。木造住宅の適切な継承のあり方、「空き家」等の利活用へ向けた用途転換の条件・可能性の手法等を情報として蓄積したいと考えます。今後の家づくりの取組の幅が柔軟に広がるような資料となることを願います。

会員価格・一般価格について

木住協会員企業の方は、書籍・DVDを会員価格でご購入いただけます。 講習会セミナーを受講されただけでは、会員価格でのご案内は出来かねますのでご注意ください。

備考

配送・お支払いについて

書籍はヤマト運輸宅急便にて代引きでお届けします。代引き手数料は一梱包につき350円申し受けます。送料は木住協で負担いたします。 北海道、九州、沖縄はお届けに1日から2日加えさせていただきます。
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