建築物省エネルギー
1.改正建築物省エネルギー法
1)改正建築物省エネルギー法の概要
2025年4月に施行された建築物省エネ法の改正から、原則全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準(断熱等性能等級4)適合が義務付られ、建築確認・検査において省エネ基準適合の確認・検査が行われています。また、2030年以降新築される住宅・非住宅建築物の省エネ基準については、ZEH・ZEB水準の省エネ性能の確保を目指し、各種基準の引上げが検討されています。
2)木造戸建住宅の省エネルギー基準
外皮の熱的性能を評価する上で、断熱性能を示す「外皮平均熱貫流率(UA値)」における基礎の線熱貫流率(ψ値)の評価方法について、熱の逃げ方をより実態に即した正確な計算に見直すため、旧評価方法の土間床等の外周部の熱損失と基礎の熱損失(基礎壁400㎜まで)一体として評価する方法が2026年10月31日をもって廃止され、11月1日からは、新評価方法の土間床等の外周部の熱損失と基礎壁の熱損失は別々に評価することに統一されます。
2.土間床等の外周部の線熱貫流率
1)「土間床等の外周部の線熱貫流率(木住協仕様)」の概要
木住協では外皮の熱的性能を適切な評価とするために基礎形状や寸法、断熱材等に応じた土間床等の外周部の線熱貫流率(ψ値)を整理し、2026年3月「土間床等の外周部の線熱貫流率(木住協仕様)」に関する任意評定を取得しました。 本任意評定の対象となる建築物は、「木造軸組工法」又は「木造枠組壁工法」の住宅等で、土間床としては、玄関土間(隣接する玄関収納室、勝手口を含む)や内土間、ユニットバス(シャワールームユニットを含む)下、並びにホームエレベーター下の土間等としています。具体の基礎仕様は、べた基礎又は布基礎であり、基礎の寸法や断熱材の種類及び厚み等に応じた土間床等の外周部の線熱貫流率として約240パターンを整理しております。
2)木住協仕様の基礎形状図
(計算モデルa~c:べた基礎、計算モデルd~f:布基礎)

3)運用手順と各種書類
■運用ルール
木住協が取得した任意評定は、木住協の会員のみならず、非会員にもご利用いただけ、任意評定(写し)を購入いただけます。但し、ご購入頂ける方は、各社又は各拠点1名以上、所定の講習会を受講して木住協に登録された方としております。
■任意評定書の販売
土間床等の外周部の線熱貫流率(木住協仕様)
任意評定書(写し) 正・副 10セット(10棟分)
会 員 2,200円(税・送料込)
非会員 4,400円(税・送料込)
■購入申請書
会員用
「土間床等の外周部の基礎線熱貫流率(木住協仕様)」 任意評定書(写し)会員用購入申請書
【ダウンロードにはログインが必要です】
但し、2度目以降の購入申請時には受講者に対し、以下の使用管理表を用いて「任意評定(写し)」を使用した建築物に関する報告の提出を求めます。
■マニュアル
「土間床等の外周部の基礎線熱貫流率(木住協仕様)」任意評定書(写し)活用マニュアルは講習会時に配布するもので、販売はしておりません。
3.WEB講習会
1)建築物等のエネルギー消費性能に係る「土間床等の外周部の線熱貫流率(木住協仕様)」
任意評定マニュアル講習会
木住協は、木造戸建住宅の省エネルギー基準の外皮平均熱貫流率(UA値)における基礎の線熱貫流率(ψ値)約240パターンの任意評定を取得し、この評定内容等をマニュアルにまとました。
「土間床等の外周部の線熱貫流率(木住協仕様)」を使用して外皮平均熱貫流率(UA値)を計算し、省エネ適合性判定等を提出するにあたり、木住協仕様の詳細や設計上の注意事項等を解説するWEB講習会を開催しています。この講習会は木住協の会員でなくても受講することができます。講習会の案内、申込みは以下をご参照ください。
なお、評定書の写しの購入申請できるのは、本講習会を受講した方に限ります。是非この講習を受講されることをお勧めします。



