省令準耐火構造

木造軸組工法による耐火構造の大臣認定取得について

当協会では、平成17年3月25日付けで、住宅金融公庫より「省令等に該当する準耐火構造の住宅等承認通知」(いわゆる「省令準耐火構造」の承認)の交付を受けました。

木住協では、かねてより、木造住宅における万一の火災時の安全性確保や木造建築物の防耐火性能の向上を目的に、研究を重ねてまいりました。

この省令準耐火構造については、木造軸組工法を前提に、より現実的な設計、施工仕様を整理するとともに、幾つかの実験等を通じ「木住協仕様」としての特記仕様書を取り纏め承認されたものであります。

平成19年4月に住宅金融公庫が独立行政法人住宅金融支援機構に移行し、準拠法令は変わりましたが、「省令準耐火構造」の承認制度や名称・内容とも引継がれ、「木住協仕様」も新たに新機構名での承認を平成19年4月26日付で取得しています。

住宅金融支援機構からの承認の建設地域は「沖縄県を除く全国」となっていましたが、平成20年11月13日に沖縄振興開発金融公庫から同内容で「主務大臣承認準耐火構造」の承認を取得し、これによって沖縄県でも同様の対応が可能になりました。特記仕様書も専用のものを発行出来るようになりましたので、申込書に「沖縄版」と指定して下さい。マニュアルは特別なものは作成しておりませんので従来のものを参照下さい。

住宅金融支援機構のHPで平成21年1月13日に「機構の定める省令準耐火構造の仕様(木造軸組工法)」が発表されました。省令準耐火が「(1)機構の定める省令準耐火構造の住宅、(2)機構が承認したプレハブ住宅、及び(3)機構が承認した住宅または工法」と定義されています。「木住協仕様」は(3)に当たります。木住協が取得している承認が変わることはありませんのでこれまで通りの運用を続けます。「機構の定める省令準耐火構造の仕様」の内容や使い方等は住宅金融支援機構にお問合せ下さい。

平成21年7月31日付でさらなる拡大仕様の承認を取得し、屋内側の柱やはりのあらわしが可能になり真壁和室も設計できるようになりました。天井被覆材目地裏の当て木と裏面断熱材が選択可能になり、厚物合板使用の根太レス界床仕様も追加されました。これらの拡大された仕様を用いる場合には、「住宅金融支援機構承認特記仕様書 平成21年7月31日 住機C発第355号(技)」を使っていただく必要があります。

詳細内容は、マニュアル(2009年版)や10月5日以降各地で開催の講習会でご確認下さい。従前の特記仕様書「平成19年4月26日 住機C発第89号 (技)」も引続き使用可能ですが、その場合には使用する特記仕様書の内容に沿った設計・施工としていただく必要がありますので、従前のマニュアルやチェックリストを活用して、当該特記仕様書記載の仕様から逸脱しないようご注意下さい。フラット35等を利用の場合は、「平成21年7月31日 住機C発第355号(技)」を使用して下さい。

平成21年10月23日に沖縄振興開発金融公庫から同内容で「主務大臣承認準耐火構造」の承認を取得、沖縄県でも新仕様の対応が可能になりました。

平成22年12月初めに、住宅金融支援機構に特記仕様書の変更申請をしました。
主な変更点は次の通りです。
(1)壁せっこうボードの留め付けピッチを広げることも可能。
(2)間柱・野縁・当て木の断面最小寸法を改定。
(3)防震吊木仕様を追加。
まだ承認をいつ取得できるか確定しておりませんので、その後のスケジュールも未定ですが、取得後にマニュアルや特記仕様書を改訂して切換える予定です。改訂しても現在の特記仕様書がすぐに使えなくなることはありませんが、必要量以上のストックとならないよう、申込時にご配慮下さい。

 1月25日付で住宅金融支援機構より承認を取得しました。新承認の番号や内容で特記仕様書作成を開始しております。設計マニュアルも改訂作業を進めていますが、新特記仕様書の印刷が完了し次第、発送する特記仕様書を切換えます(2月15日の予定)。それまではどうしても必要な部数以上の申込は控えて戴くようお願いします。

平成23年2月15日より発送する特記仕様書切換え。下記の「省令準耐火構造特記仕様書(木住協仕様)の販売について」をご参照下さい。

平成24年2月初めに、住宅金融支援機構に特記仕様書の変更申請をします。
主な変更点は次の通りです。
(1)天井の野縁ピッチを500mm以下まで広げる。
(2)界床仕様3は、賃貸住宅の場合に限る。
(3)その他、一部語句訂正等。
承認取得次第、マニュアルや特記仕様書を改訂して切換える予定です。改訂しても現在の特記仕様書がすぐに使えなくなることはありませんが、必要量以上のストックとならないよう、申込時にご配慮下さい。

運用について

実際の運用にあたっては、建築物が先の特記仕様書に基づき確実に建築されることを確保すべく、次の点を要件としています。

  1. 原則として省令準耐火構造の建物を建築する施工者は木住協会員であること
  2. 木住協が開催する講習会等を受講し、特記仕様書の内容を理解すること
  3. 特記仕様書に基づく設計、施工がなされていることの確認を行うこと

火災保険料・地震保険料について

住宅の火災保険料については、その建築地や建物の構造方法等により、保険料率が設定されています。一般の木造軸組工法は火災保険料率構造区分では「H構造」(非耐火)となりますが、省令準耐火構造の住宅は「T構造」(耐火)の区分になります。また地震保険にあっても火災保険の「T構造」「H構造」の区分に応じ、それぞれ「イ構造」「ロ構造」の区分になります。つまり、省令準耐火構造については、火災保険の「T構造」(耐火)の区分に該当し火災保険料率が軽減され、さらに地震保険についても火災保険の区分「T構造」に応じた「イ構造」が適用され一般木造「ロ構造」に比べ約半分程度になります。保険料等は、保険会社によっても異なりますので、詳細は個々にご確認下さい。

省令準耐火構造特記仕様書(木住協仕様)使用開始について

原則的にはこの登録会社が自社で施工する物件に使用可能です。特記仕様書「正」「副」両方の表紙に、会員会社名と会員番号を必ず明記してご使用下さい。会員番号はHPでご確認下さい。不正なあるいは不当な使用や現実の物件が出ますと、住宅金融支援機構からこの承認自体の取消しということも有り得ます。そうなりますと1社の問題ではなく、使用開始した全会員に大変な迷惑が掛かります。設計・施工時の仕様チェックや運用方法等についても厳格な管理をお願いします。 (全体の利益を守る為、運用方法等に疑義がある場合は、一時使用を停止して戴くこともあります。)

フランチャイズグループ等で、登録会員会社以外が施工や請負契約をする場合も、「当協会が認めたものであること。」に該当する一定の条件が整えば使用可能な場合もあります(当協会の運営委員会での承認が必要です)。
詳細については、技術開発部:飯山(TEL:03-5114-3012)まで、ご確認下さい。

省令準耐火構造特記仕様書(木住協仕様)の販売について

特記仕様書(木住協仕様)を販売をしています。下記PDFファイルをプリントして申込み下さい。
価格:「正」「副」セット10部単位で、2,000円(送料込み)
販売は、使用登録会員会社のみとなります。
特記仕様書(木住協仕様)には連番が振られていて、どの会員会社に何番が送付されたかを事務局にて管理します。

申込書のダウンロード(会員専用)

平成24年3月頃に、特記仕様書の改訂を予定しています。必要以上に購入し過ぎないようご注意ください。

新特記仕様書販売開始

平成23年2月15日より新特記仕様書(平成23年1月25日 住機C発第26号(技支))を販売開始。これまでの仕様は全て今回承認された変更仕様に包含されていますので、既に設計済の物件に新特記仕様書を用いても、また使い掛けの旧特記仕様書をそのまま使い切っても、問題はありません。新特記仕様書への切り替は、フラット35利用物件を優先して下さい。
今回変更された仕様を用いるには、必ず新特記仕様書とセットで使って下さい。
変更点の解説(概要表も含む)をダウンロードできますので、特記仕様書本文や設計用・施工チェックリストと共に、新仕様の設計・施工にご活用下さい。
特記仕様書変更点解説(PDFファイル)

「木造軸組工法による省令準耐火構造の住宅 特記仕様書(木住協仕様)マニュアル」(2011年版)の販売について

特記仕様書(木住協仕様)のマニュアルを販売しています。
平成23年1月25日に承認された変更仕様に合せて改訂したものです。
お申し込みについては「協会発行書籍・ビデオのご案内」をご覧ください。
価格:一般/5,000円(送料・税込み)会員/2,000円(送料・税込み)

木造軸組工法による省令準耐火構造特記仕様書(木住協仕様)
講習会での質疑についての回答

平成21年10月以降の拡大仕様普及講習会受講者からの質疑について回答をいたしました。
表中のページ数は「平成21年9月発行のマニュアル(2009年版)」のものです。
拡大仕様普及講習会Q&A(PDFファイル)をダウンロード後、ご覧ください。

上記以前のマニュアルについてのQ&Aも残してあります。
表中のページ数は「平成19年4月発行のマニュアル(改訂版)」のものです。
必要があれば、講習会Q&A(PDFファイル)をダウンロード後、ご覧ください。


PAGE TOP PAGE BACK