日本木造住宅産業協会

(一社)日本木造住宅産業協会(略称/木住協)は、木造軸組工法住宅等の普及と健全な発展に寄与することを目的とした法人です。

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建設関連

技術開発部:TLE 03-5114-3012

1時間耐火構造・2時間耐火構造

木造で耐火建築物が建てられます。

木住協取得の国土交通大臣認定で、木造でも1時間耐火構造、2時間耐火構造の建築物が建てられます。
1時間耐火構造に関しては、2017年3月現在、既に全国42都道府県で2,200件以上の事例があります。
2時間耐火構造に関しては木住協にて主要構造部の2時間耐火構造大臣認定を取得し、2017年4月よりマニュアル講習会を開催しています。告示等の仕様と違って大臣認定はそれぞれの認定毎に細かな部分まで規定されています。

間違いのない設計・施工を確保する為に、また性能が伴わない建築物を建ててしまわないように、この大臣認定をお使いになる方に設計マニュアル講習会を受講して戴いています。講習会修了登録者からの発行申請に応じて、設計・施工、建築確認申請に活用できる書類一式を、物件1棟毎に発行します。追加大臣認定取得等の情報もHPでお知らせしています。

建設できる木造軸組工法による1時間耐火建築物

従来、木造軸組工法による主要構造部を1時間準耐火構造にすることは可能でも、耐火構造とすることはできなかったため、多くの制約を受けておりました。2000年に改正された建築基準法第二条第7号ならびに同法施行令第107条の規定に基づく耐火構造の国土交通大臣認定により、次のような木造軸組工法による1時間耐火建造物(屋根・階段は30分)の建設が実現できるようになりました。

防火地域の100㎡を超え、または階数が3以上の建築物(法第61条)

準防火地域の1,500㎡超え、または地階を除く階数が4以上の建築物(法第62条)

建築基準法以外の法規により耐火建築物の規制がかかる老人施設や保育所等

高さが13m又は軒高さが9mを超える、地階を除く階数が4以上の建築物(法第21条)

3,000㎡を超える建築物(法第21条)

3階建て以上の特殊建築物(法第27条)

1時間耐火構造大臣認定仕様の概要
1時間耐火構造大臣認定一覧(概要)

※画像をクリックすると、別タブで拡大表示されます

建設できる木造軸組工法による2時間耐火建築物

木住協が、木造軸組工法による2時間耐火構造大臣認定を取得し、木造14階建以下の建物が建築可能になりました。2時間耐火構造では、壁(外壁、間仕切壁)及び床については、階数の規制はなく、柱及びはりについては、最上階から数えた階数が14階以下の範囲で設計が可能となりました。また5階建て以上の建物であれば最上階から4階以内の範囲は、主要構造部を1時間耐火構造による設計が可能です。なお、屋根及び階段については、階によらず30分耐火構造とします。すなわち、14階建て以下の建物であれば建物全体について、屋根・階段以外の主要構造部を木造軸組工法による1時間耐火構造及び2時間耐火構造で計画することができます。

2時間耐火構造大臣認定仕様の概要
2時間耐火構造大臣認定一覧(概要)

※画像をクリックすると、別タブで拡大表示されます

運用について(1時間耐火構造、2時間耐火構造とも運用ルールは同じになります)

木住協会員会社、非会員会社に拘らずご利用いただけます。1時間耐火構造、2時間耐火構造のいずれの大臣認定をお使いいただける方は、所定の講習会を受講して木住協に登録された方のみに限定されていて、さらに所定の報告をしていただくことが条件となっています。

木住協が開催する「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会」の受講修了者を、会員・非会員に拘らず木住協に登録する。

この認定を用いる建築物の、設計者・工事監理者・工事自主検査に携わる者は、講習会修了登録された者に限る。講習会修了登録者からの申請により、建築主との契約図書(履歴情報として残す)の一部となる耐火構造大臣認定書(写し)等を、木住協より1棟毎に有償発行する。

建築確認申請には、使用大臣認定表及び必要に応じて標準詳細図を添付する。

所定のチェックリストによる施工の自主検査およびその資料保管、月次、確認済および竣工済時点の木住協への報告等が義務付けられている。

1時間耐火構造登録会社を探す

詳細については講習会で説明いたします。

木造耐火建築物の認定書(写し)等の運用フロー

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耐火構造大臣認定書(写し)等の発行申請

認定書(写し)等の発行申請書は、下記PDFファイルをプリントして使用して下さい。認定書(写し)及び使用大臣認定表には連番が振られていて、どの物件に何番が送付されたかを事務局にて管理します。

1時間耐火構造、2時間耐火構造それぞれ別のセットとなります。価格は、次の通りです。

申請者が会員の場合、1時間耐火構造・2時間耐火構造 各¥5,000円(送料込み)

申請者が非会員の場合、1時間耐火構造・2時間耐火構造 各¥50,000(送料込み)

耐火構造大臣認定書(写し)(A4版)「正」「副」の2部

使用大臣認定表(A4版)2部

標準仕様書(木住協仕様)(A3版)

.標準詳細図(A3版)

工事自主検査チェックリスト(A3版)

建築確認済報告・工事完了報告書(A4版)

月次進捗報告書(A4版)

構造計算適合性判定が必要な物件の建築確認申請には、申請書が「正」「副」「副」の3通必要になります。このような場合には「2.使用大臣認定表」を3部としますので、発行申請書の上部の記載欄にレ点をご記入下さい。

認定書(写し)は物件を特定して発行されますので、申請した物件が何らかの理由により建築中止になった場合には認定書(写し)及び使用大臣認定表の返却が必要です。

会員用・非会員用・共通

大臣認定書(写し)申込み・発行及び使用要領

建築確認済報告書・工事完了報告書(様式-2)※1時間耐火構造及び2時間耐火構造 共通

月次進捗報告書(様式-3)※1時間耐火構造及び2時間耐火構造 共通

会員用

耐火構造大臣認定書(写し)発行申請書(様式-1)
※発行申請書の上部の記載欄に1時間耐火構造・2時間耐火構造のいずれかにレ点を記入

非会員用

耐火構造大臣認定書(写し)発行申請書(様式-1 非会員用)
※発行申請書の上部の記載欄に1時間耐火構造・2時間耐火構造のいずれかにレ点を記入

耐火建築物設計マニュアル講習会について

設計者(建築確認申請の設計者欄に記載される方の中の1名)、工事監理者(建築確認申請の監理者欄に記載される方の中の1名)及び施工会社の工事自主検査実施者は、講習会修了登録者が当たることがルールとなっています。設計マニュアル講習会の案内・申込等は、次をご参照ください。なお、講習会修了登録者の再受講コース(最新の設計マニュアル本配布)も設定しています。

※2時間耐火のマニュアル講習会へのお申込みは、1時間耐火のマニュアル講習会受講済の方に限定されます。

平成29年度 木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会

各講習会の同日・同会場で、午前中に「木造耐火建築物の実例紹介」も開催しています。木住協取得の大臣認定を活用して全国に建っている木造耐火建築物を紹介します。上記の講習会とは異なり受講義務はありませんが、ご都合がつく方は、こちらからご参加ください。受講料は無料ですが、事前に申込をしていただきます。詳細は次をご参照ください。

平成29年度 木造耐火建築物の実例紹介および木造耐火建築物の相談会

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耐火建築物設計マニュアル改訂のお知らせ

現行の「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル」(第6版)より、以下の3部構成になりました。

木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル(第6版)<本編>((国研)建築研究所 監修)

木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル<資料編①>(1時間耐火構造大臣認定に係る解説)

木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル<資料編②>(2時間耐火構造大臣認定に係る解説)

※各マニュアルは、講習会時に配布しており販売はしておりません。

主な改訂の概要

現行の「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル(第6版)」より、改訂された部分を整理しました。改訂概要は下記添付ファイルをご覧ください。なお、詳細はマニュアル本(第6版)<本編>を参照してください。

別添:改訂の概要

耐火建築物の開口部(サッシ・ドア)納まり参考図について

(一財)日本建築センター発行の「木造建築物の防・耐火設計マニュアル -大規模木造を中心として-」では、外壁の開口部にサッシ等を取り付ける場合の考え方が例示され、これを踏まえ、木住協の「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル(第6版)<本編>」でも開口部の納まりの例示として整理しました。

これらの例示は概念を示すものであり、具体的な納まり図でないことから、木住協では、木住協の会員企業のサッシメーカー各社の協力の下、開口部(サッシ・ドア)の納まり例を参考図として纏めました。実際の計画にあたっては、別添を確認してください。

別添:木造軸組工法による耐火建築物の開口部(サッシ・ドア)納まり参考図について

「設計・施工の手引き」(2017年5月)発行

講習会修了者のための木造軸組工法による耐火建築物の設計・施工の手引き(2017年5月)
木住協では1時間耐火構造、2時間耐火構造について、設計マニュアルを整備しています。本手引きは、設計マニュアルでは触れていない耐火建築物特有の設計・施工時に注意しておきたい点等を、基本事項・設計・施工に分類してまとめ、ケーススタディ、資料を添付したものです。
本書は1時間耐火構造の内容について記載していますが、2時間耐火構造についても“メンブレン型耐火構造”の考え方は同様ですので参考にしてください。
メンブレン型耐火構造の基本や間違いやすいヶ所、耐火壁と非耐火壁の使い分けによる合理化等のポイント等も含まれています。既に設計マニュアル講習会を受講された方を対象としていますので、木住協取得の耐火大臣認定の詳細内容は記載しておりません。

講習会修了者のための木造軸組工法による耐火建築物の設計・施工の手引き

講習会修了者のための

木造軸組工法による耐火建築物の設計・施工の手引き(2017年5月)

改訂版/A4版/87ページ(設計マニュアル講習会でもテキストとして頒布中)

2,000円(税・送料込) 1,000円(税・送料込)

図書購入申込

この他、耐火関連図書として、木造1時間耐火建築物の設計事例(平成21年5月)、木造1時間耐火建築物の設計事例(2010年5月)、木造軸組工法による耐火建築物実例集(2012年7月)などがあります。

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木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会での質疑についての回答

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