日本木造住宅産業協会

(一社)日本木造住宅産業協会(略称/木住協)は、木造軸組工法住宅等の普及と健全な発展に寄与することを目的とした法人です。

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住まいの情報

Part17:家づくりでも環境対策の優等生

家づくりに必要な資源とエネルギー量モノの省エネルギーを判断する時、ただ単に使用する時のエネルギー使用量だけを見て、判断していませんか?単に、使用時にエネルギーを使用しない事だけではなく、「作る時にCO2を排出しすぎていないか?」「運ぶときにはどうか?」「メンテナンスは?」「廃棄は?」といった生産から廃棄までの全ての段階においての総合的なエネルギー量で省エネルギーかどうかを判断されなければなりません。

例えば、鉄の缶があったとします。省資源のためにその鉄を薄くしました。しかし、その薄くするための製造時のエネルギーが何倍もかかるのであれば、トータルで省資源ではなく、かえって消費エネルギーがかかるかもしれません。

さらにその缶を販売所に運ぶとします。鉄を薄くしたために総重量が減り運送時のエネルギーが大幅に減り、製造時のエネルギーロスをまかなう事ができました。そうなると、その缶は省エネルギーであると言えるでしょう。このように真に省エネルギーかどうかは分かりにくいものなのです。

木造軸組住宅の構造材は言うまでもなく木質系の材料、鉄筋コンクリート造(RC造)の構造材はコンクリート系の材料と鉄鋼系の材料、量産の鉄骨造(S造)の構造材は鉄鋼系の材料です。グラフを見ると木質系の材料は鉄やコンクリート材料に比べて、製造にエネルギーがかからない事と、材料が軽く、輸送エネルギーがかからない事が一目瞭然です。

前回のPart16の『木造軸組住宅は第二の森』で示したように、木造軸組住宅は、地球温暖化ガスの一つであるCO2を蓄積します。このグラフにそのCO2蓄積分を考慮すると、他工法の構造材はCO2の蓄積はありませんから、大気中のCO2削減に対する貢献度の差がもっと広がることになります。木造軸組住宅は、環境対策の優等生と言えますね。

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